トイレクイックル2018年01月07日

小学生の頃に札をつかった記憶はなく、駄菓子屋では十円玉、五円玉、一円玉を使用。
 事の「直後」に、そうだトイレ掃除をしようとクイックルを取り出した瞬間、フタをぽちゃんと便器内に落としてしまった。いかん。これはばばちい。それで思い出した、昔、保育園へ行く以前に自分が便槽に落ちたことを。大泣きして母親に引き揚げられたことまでは覚えている。そうだ、小学校ではH君が学校の便槽に落ちて、先生から全身に水を掛けられていた。偶然にそれを見てしまったぼくに、H君は「落ちてしもたわ」と小さく笑った。H君は確か畑の便壺にも落ちたはずだ。そうそう、自分も学校で足だけ小便が溜まった中に落ちたことがあった。小学1年、同じクラスのKさんともう一人誰かに洗ってもらった。どツボにはまるというが、子供の頃から何度もどツボにはまってきたわけだ。
 失敗したこと、恥ずかしかったこと、辛かったこと・・・そういうネガティブなことばかり覚えているのはどうしてだろう。成功体験、良かったこと、嬉しかったことはと考えてみても出てこない。ここまで生きているのだから、たとえ後退局面ではあっても何かプラスに働いた出来事や達成もあった筈だが、それがわからくなっている。とはいえ、便所で落ちたことから想起されるのは、所詮はネガティブな記憶なのか。クイックル、新しいのを買いに行かねば。

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